(◆収録内容=1962年12/18-12/31、ハンブルグはスタークラブでのライヴ録音 ◆音源=オリジナル・ディミックス・オーディエンス・ソース ◆ボーナス・トラック=1962年、キャバーン・リハーサル(サウンドボード録音) ◆仕様=限定プレス2CD、紙ジャケ仕様、日本語帯付属)
伝えたかったのは、あの時代あの場所でしか生じえなかった奇跡的かつ圧倒的な熱量!!
ハンブルグ時代の初期ビートルズの集大成として有名なスタークラブでのライヴが、これまで出回ってきたいかなる音源とも一線を画す強烈なサウンドで登場!大好評の武道館ライヴ(「Please Don’t Go Home “聖域番外地”」DFSM-006)に続く、XAVELレーベル・プロデュースのオリジナル・ディミックス&リマスター・シリーズ第2弾です。
1960年8月から1962年末まで断続的におこなわれたビートルズのハンブルグ巡業は、敗戦の痛手から奇跡的な復興を遂げ、驚異的な経済成長を見せる西ドイツの港湾都市の悪名高い歓楽街ザンクトパウリを拠点としていました。ロックンロールの原初的な衝動と親和性の高い「頽廃」「猥雑」「暴力」などが渦巻くエネルギーの塊のようなこの土地で、10代の終わりから20代へとさしかかる多感な時期を過ごしたことが、生まれたばかりのビートルズの成長過程に及ぼした影響の大きさは想像に難くなく、ジョンをして「ロックバンドしてのビートルズを育て形作(かたちづく)らせた」と言わしめたのも得心至極といったところでありましょう。
このハンブルグ巡業の最終章、リンゴが正式にバンドに加入した直後でもある1962年12月のスタークラブ公演を収めた現存する最良の状態のマスターを、2024年最新のAIを用いてディミックス処理。ヴォーカル、ギター、ベース、ドラムといった複数のトラックに分離された素材を、圧倒的なバランスのステレオ・サウンドに再構築。さらに入念なリマスター作業によって音の細部にわたり極限まで磨きあげるという、これら一連の作業の全てをXAVELレーベル監修のもとに行った完全オリジナルのスタークラブ・ライヴが本作になります。
各パートのセパレート感、定位感は、これまでに出回っていた他のディミックス音源とは別次元の驚異的なもので、その迫力には誰もが息をのむことでしょう。さながらこれまでは会場内の最後方席から鑑賞していたライヴを、今作では最前列フロントロウで楽しむことが出来るような、そのぐらいの差があるのです。荒々しいまでの若さの迸りが炸裂するライヴ・パフォーマンスはこの頃ならでは。3年の月日をかけてハンブルグで成長した若き4人の姿が眼前に鮮明に蘇る必聴作品です。
本編のビートルズによる演奏の後には、同じスタークラブのステージに立った他のバンドの演奏をデジタル・リマスタリング収録。こちらもあわせて聴けば、ブリティッシュ・インヴェイジョンに沸く往時のハンブルグ・ロックンロール界隈の雰囲気がより伝わってくるかもしれません。
さらにボーナス・トラックには、同1962年に地元リヴァプールのキャヴァーンでおこなわれたリハーサルのサウンドボード音源を、こちらもディミックス&リマスター収録。ジョージの強い要請もあり、ほどなく新メンバーとして加入することになるリンゴをドラムに迎えた貴重なセッションを、初となるステレオ音源で収録しています。
限定プレス2CD、紙ジャケット仕様、日本語帯付属。
◆Recorded Live at The Star Club, Hamburg, Germany, December 18th-31st 1962 [2024 Demix & Remaster Edition (Sound Produced by XAVEL)]
DISC 1
[SET 1]
01. Be-Bob-A-Lula (Fred Fascher On Vocals)
02. I Saw Here Standing There
03. Hallelujah I Love Her So (Horst Fascher On Vocals)
04. Red Hot
[SET 2]
05. Shelia
06. Kansas City / Hey Hey Hey Hey
07. Shimmy Like Kate
08. Reminiscing
09. Red Sails In The Sunset
10. Sweet Little Sixteen
11. Roll Over Beethoven
12. A Taste Of Honey
[SET 3 (Christmas)]
13. Nothin' Shakin' (But The Leaves On The Trees)
14. I Saw Her Standing There
15. To Know Her Is To Love Her
16. Everybody's Trying To Be My Baby
17. Till There Was You
18. Where Have You Been All My Life?
19. Lend Me Your Comb
20. Your Feet's Too Big
21. I'm Talking About You
22. A Taste Of Honey
[SET 4] (Probably Same Night As SET 3)
23. Intro
24. Matchbox
25. Little Queenie
26. Roll Over Beethoven
27. Goodnight
DISC 2
[SET 5]
01. Preamble
02. Road Runner (soundcheck)
03. The Hippy Hippy Shake
04. A Taste Of Honey (With Tony Sheridan)
[SET 6]
05. I Remember You
06. Ask Me Why
07. Besame Mucho
08. Mr. Moonlight
09. Falling In Love Again
10. I’m Gonna Sit Right Down And Cry Over You
[SET 7] (Likely Same Night As set SET 6)
11. Long Tall Sally
[SET 8]
12. I’m Talking About You / Glad All Over (Fragments)
[SET 9]
13. Twist And Shout
[OTHER ARTISTS]
Carol Elvyn And The Star Club Combo
14. Big River
Kingsize Taylor And The Dominoes
15. Money (That's What I Want)
16. Sparking Brown Eyes
17. Lovesick Blues
18. First Taste Of Love
19. Dizzy Miss Lizzy
20. Do You Believe
21. Ooh Pooh Pah Doo
22. Twist And Shout
Cliff Bennett & The Rebel Rousers
23. Hully Gully
Johnny & The Hurricanes
24. Red River Rock
◆Bonus Tracks: Rehearsal Sessions with Ringo Starr at The Cavern, Liverpool, England 1962
25. Catswalk Take 1
26. Catswalk Take 2
27. I Saw Her Standing There
28. One After 909 Take 1
29. One After 909 Take 2